初富保健病院は、医療療養320床の慢性期病院です。2019年2月1日より、介護療養病床320床は介護医療院に転換いたしました。
近年は、在院日数短縮化のあおりを受け、医療依存度の高い亜急性期や、ターミナル期の入院患者さまが急激に増加しています。また認知症に加え複数の身体疾患を持つ患者さまの増加も顕著です。
しかし、わたしたちは、患者さまがどのような状態であっても、「その人らしく、より良く生きる」ためのケアを提供することを大切にしています。
そのために、病状のアセスメントと患者さまの歩んできた人生を踏まえ、ケアに反映しています。
当院は身体拘束回避率100%です。
離床ケアにも力を入れて取り組んでいます。このことで、患者さまの潜在能力が引き出され、「その人らしく、より良く生きる」ことへの一助となっていると実感しています。
当院で働く看護職・介護職は、新卒の10代から熟練の70代までと、幅広いのが特徴です。職種や経験、世代も違いますが、「共に働く仲間」として尊重し、チームワーク良く、患者さま中心のケアを提供することを目指しています。