専門外来とはある疾患または症状に対して、専門的な診察・治療を行う専門の外来です。
当院では、診断・治療が難しい症状や、専門的な治療が必要な病気、長くつきあっていかなければならない病気などに対して専門のスタッフが適切な医療を提供します。
脳神経内科・脳神経外科・コロナ後遺症外来は予約が必要です。
年をとるようになると程度の差こそありますが、どんな方でももの忘れは起きるようになります。
これを良性健忘(健忘症)と言いますが、この場合は自然な老化現象のひとつなので治療の必要はありません。
ただし、良性健忘と非常によく似た症状に認知症があります。とくに初期の段階でこれらの区別はつきにくいので、最近もの忘れがひどくて認知症を心配している方、きちんと診断してほしい方、主治医意見書の作成をご希望の方、認知症の疑いがある方と同居されているご家族の方など、心当たりがあるという場合は、当外来にてご相談ください。
頭痛の原因はいろいろありますが、命にかかわる疾患がないことを確認することが重要です。
当院の「頭痛外来」では、来院当日のCTもしくはMRI検査が可能です。
片頭痛、群発頭痛、頭頸部の神経痛、緊張型頭痛など、頭痛がひどく日常生活に支障があったり、皆さまが不安に思う頭痛に対して、きちんと診断し、丁寧に説明して、確実な治療を行います。
長年頭痛に悩んでいる方も、ぜひ一度受診されることをお勧めいたします。
めまいの原因もさまざまです。 複合要因によるめまいもあります。
「めまい」というと、「ぐるぐる回るめまい(回転性のめまい)」を思い浮かべると思いますが、「頭がふわふわする」や「体が宙に浮いたような感じ」も、めまいの一種です。めまいの出方が違うのは、めまいを起こしている原因が違うためで、めまいには大きく3つに分類することができます。
1つ目が「脳からくるめまい」、2つ目が「耳からくるめまい」、3つ目が「循環障害や内科的要因からくるめまい」です。
その中でも「脳からくるめまい」には、脳梗塞や脳出血の初期症状として起こる場合があり、危険な病気を手遅れになる前に適切に診断する必要があります。
当クリニックのめまい外来では、主に「脳からくるめまい」を診療しています。
高次脳機能障害の診断をきちんと受けたい方は受診してください。もともと高次脳機能障害があり、そこに認知症が加わることもあります。
花粉症免疫舌下療法は、アレルギーの原因となる抗原が入った薬を少量から投与し、体に慣れさせることでアレルギー症状を治療する方法です。
これまでの飲み薬による治療は、アレルギー症状を抑える、いわゆる対症療法でしたが、この免疫療法では根本的な改善につながる可能性のある治療法となります。
根本的な治療を希望する方やアレルギーの薬を減らしたい方にお勧めします。
人生の1/3の時間は睡眠に費やします。健康には良い眠りが不可欠です。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が頻繁に止まる症状いいますが、およそ人口100人につき、2人くらいの患者さまがいると言われています。その多くの患者さまが肥満、高血圧、糖尿病、高コレステロール等を合併しており、日中の眠さや無気力などの症状がみられます。重症なのに治療しないと心筋梗塞や脳卒中を発症する頻度が高いとされているので、まずは受診してください。
無呼吸のある方のすべてに治療が必要な訳ではありませんが、たとえ自覚症状がなくとも、1時間に20回以上の無呼吸が出る方は治療の必要があります。ご自宅で測定器を一晩装着する簡易検査をお勧めします。
大きないびき、睡眠中の無呼吸、日中の高度な眠気、集中力の低下等が気になる方は受診してください。
予約制となっておりますので、受診を希望される方は、まずはお電話でご連絡ください。