北総・東武・新京成各線新鎌ヶ谷駅 長期療養 医療法人社団一心会 初富保健病院
 

当院の認知症ケアの考え方          
 
 
@ チームアプローチ
A ケアプラン立案
B あるがままを受け止めるケア
C 非薬物療法 アクティビティケア/理学療法/作業療法
  優しく包み込むように・尊厳回復
  その人らしさが発揮できるように
  潜在力を活用できるように
  さまざまなBPSD(行動心理症状)のある方へ
  その症状が軽減または、消失することを目標として患者さまと関わっています。
   
  患者さまは入院して、病院の環境に適応するまで少々時間がかかります。
  不安いっぱいの状況です。私たち職員もまた、患者さまを理解するまでには時間がかかります。まず、第1に大切にしていることは「患者さまの人となり、性格など」職員同士が共有していきます。そして、患者さまに適したケアを考えます。
   
  かえって興奮させたり、抵抗されることもありますが「笑い・ユーモア」をもって関わらせていただいています。
   
  身体拘束、薬物による抑制はもちろんありません。
  持っている能力を使っていただけるように関わっています。
  社会とのかかわりについても、音楽会、お花見などケアとして提供しています。
  患者さまの五感に働きかけるケアを実践しています。
   
当院の認知症患者さまのケアの基本方針は
  まずは、あるがままの姿を受け止めるところから始まります。
  認知症の症状(例:徘徊・見当識障害、収集癖など)を否定することなく受け止めていきます。そして、患者さまのできる能力を探していきます。
  最終的には、認知症の周辺症状が消失して、その方らしく生き生きと笑顔で生活していただけるように援助することです。
   
著しい周辺症状があっても、できるだけ抗精神薬は使用せず、受容的に関わります。
運動療法や作業療法、また、レクリエーションを取り入れています。そして、当院では「アクティビティケア」を提供しています。
   
当院では、入院直後から多職種協働で患者さまに関わらせていただきます。
  その職種は看護職介護職のみならず以下のような職種がお待ちしております。
  【チームアプローチの考え方】
 
以上の職員が患者さまの関わりつつ、情報を共有していきます。
  そして、お一人お一人がケアプランに立案して、日々のケアの実践をしていきます。
  そのケアが必ずしもうまくいくとは限りません。そのような時はまたチームで検討します。
   
  【ケアプラン立案】
 
多職種合同のカンファレンスを行い、患者さまがより自分らしさを取り戻して、生き生きと生活していただけるように検討します。以上の過程を繰り返し行っていきます。
 
(事例C) レビー小体病の患者さま(幻が見える)
●部屋の隅にネズミがいっぱいいる!
(×)殺虫剤をまきましょうか?
(○)どれどれ、ここですか?よしよし。とネズミに触る
●夜中に突然“泥棒!助けてよ!”と大声で訴える
(×)泥棒なんていませんよ!
(○)灯りをつけて“大丈夫ですよ”
(○)背中をさすりながら、ゆっくりと。温かいお茶を出す
 
(事例紹介A) 点滴棒をゴルフクラブと間違えて
ゴルフ中に脳梗塞を発症し急性期病院に入院中に同室者の点滴棒を振りまわし体幹抑制されていた患者さまのケア
【私たちが行ったこと】
1段階:
生活暦・趣味の把握から点滴棒を振り回した理由を発見
2段階:
身体拘束を受けたことによる身体機能がどの程度低下しているか?どこまでできるのかを発見する
3段階:
危険回避できる環境調整をして自由に動いてもらう
行動を制限せず、担当を決めて関わりを見守っていく。床をはったり、ベッドから降りたり、歩行したり・・・
4段階:
なじみの患者さまとの交流(ボーリング大会や茶話会でリーダーシップ)
――――→自分らしさを取り戻す機会となった
 
 
医療法人社団 一心会 初富保健病院
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